映画太郎

LBJ ケネディの意志を継いだ男の映画太郎のレビュー・感想・評価

4.0
対照的な シーンがある

上質なソファで 足を組み 仲間と談笑する
花形大統領 ケネディと

トイレに腰掛け 扉をあけ放ち
用を足しながら
部下に指示を飛ばす ジョンソンと

絵になる男と なりふり構わぬ男

生まれ持ったモノは 違うけど
背負わなければ ならないモノは
同じな二人

60年代
全米で 公民権運動が広がりを見せる中
南部では 南北戦争の再来も辞さない構え

難しい舵取りを迫られる ケネディは
南部に太いパイプを持つ ジョンソンが
どうしても必要だった

ダラスの熱い日

ジョンソンが 失ったもの
自分を認めてくれた ケネディと
南部の太いパイプ

ジョンソンが 得たもの
ケネディの意思を継ぐという
新たな 自分の使命

【 続けていこう】
【 命も 時間も 無駄にできん
ミスを恐れるな
何もしないより マシだ 】

ジョンソンの
トイレの扉と 対話の扉は
いつでも 開いている




映画太郎

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