LBJ ケネディの意志を継いだ男の作品情報・感想・評価

「LBJ ケネディの意志を継いだ男」に投稿された感想・評価

patrick

patrickの感想・評価

3.6
アメリカの歴史について、なんとなく知ってるぐらいの私にとっては勉強になった作品。

ケネディやベトナム戦争絡みの映画ってよくあるけど、あまりジョンソン大統領にスポットを当てたのは観たことがなかった。

ジョンソン大統領のイメージは、ベトナム戦争で辞めたというのが強かっただけに、サブタイトルの「ケネディの意思を継いだ男」というのは意外だったかも。

やっぱり歴史は点ではなく線で見ると、面白いし勉強になるなと改めて実感。

本作の前半はケネディ暗殺事件までを、選挙から事件当日までのシーンと事件当日のシーンを交互にやっていく構成で、後半は暗殺後大統領就任演説までの流れの構成になっている。

ケネディ暗殺を機に、ジョンソンが大統領になるのを知っているだけに、前半の大統領選挙のシーンは本当にこいつが大統領できんのかな?と思うような、弱気なジョンソンが見える。そんな弱気なジョンソンを前半に見せることで、ケネディ死亡後の98分後に大統領になる瞬間の顔つきや、行動、演説時の姿などが凛々しく見えて爽快だった。

ジョンソン役のウディ・ハレルソンの演技は『スリービルボード』続き素晴らしかった!

今年チャーチルの作品が2作公開され、それぞれ時代背景が違って良かったので、ジョンソンの作品も、その後のストーリーを題材にしたものが出てきても面白いかも。
ウディ・ハレルソンって言われないと気がつかない。
主役じゃないにしてもJFK役が雑
理想を掲げる人
それを実現する人
ケネディの陽に対して、
ジョンソンは陰なのかもしれないがアメリカの歴史に必要な人物だったのだと思った
えりか

えりかの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

もう少し大統領就任後の活躍についても詳しくやってほしかった。
ausnichts

ausnichtsの感想・評価

2.5
伝記ものというわけでもなく、ジョンソン大統領を描こうとしたとも見えず、結局、トランプ時代にあって、あらためて「公民権法」を描くことに意図があったとしか思えない映画。

特別どうということはないけど、どんな映画でもきっちり作ることができるのがアメリカ映画。

https://www.movieimpressions.com/entry/2018/10/14/211158

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ第36代大統領
リンドンBジョンソンの話
人気物大統領のJFKが暗殺された後
彼を引き継いだ!
地味で、ロバートケネディなんかに
いじめられていた南部もの。
ウディハレルソンが見事に演じてました。
ジャッキーからも、主人を殺したなって言われていたらしい。
映画は、地味でした。
ジョンソン大統領の半生を描いた作品。
誰からも望まれてなかったのに、結果的には大統領に就任し、ケネディの理想を具現化して、公民権法の成立など歴史的偉業を成し遂げた。しかし、歴史はなるようになってんなあ。
mpc

mpcの感想・評価

3.6
ウディハレルソン演じるアメリカ歴代一の超絶影の薄い大統領、ジョンソンのおはなし。

どっちかと言えば悪顔ニクソン大統領に似てるからか😹ウディハレルソンの変装顔と地味キャラに慣れるのに時間がかかってしもた

スーパーアイドルのケネディ大統領の暗殺を受けて当時閑職副大統領のジョンソンが繰り上がり自動当選で大統領になったのだけど、元々No2窓際キャラの彼の苦悩がよく描かれている

しかしどの映画もケネディを神格化しすぎだよねえ、マリリン・モンローと浮気してたエロ男爵だったのに😹

と、エンタメ目線で書いてしまいすみません😸💦、作品は影の薄い彼の公民権法成立(黒人差別の廃止)への強い尽力が軸となるのでウディハレルソンヲタでなくとも、政治に関心ある方々もぜひとも観てください🐱リーマンに受けそう!
みや

みやの感想・評価

3.7
何が起きてもアメリカは揺るがない。暗殺から大統領就任までのスピードと本人の葛藤が良かった。
そして、物事がスムーズにいくように裏で追い込めていく姿は、有能な政治家だったんだと思わされる。

全てを盛り込んだ演説は感動。

このレビューはネタバレを含みます

名バイプレイヤーのウディ=ハレルソンが実年齢よりかなり上の時期の第36代合衆国大統領リンドン・B・ジョンソンを演じる実話ドラマ。

ジョン・F・ケネディの暗殺により謀らずも国家元首の地位を手にした稀有な大統領の物語だが、自然、展開は前任のケネディ大統領の暗殺前後にフォーカスが当たる。
ケネディ大統領が主軸に在る映画は『JFK』や『ジャッキー』等、新旧問わず様々あるが、個人的には73年作の『ダラスの暑い日』が強烈に印象に残っている。
で、今作では11月22日のダラスでの凱旋中の狙撃を中心に添えつつも、時系列は度々前後する。それをまだるっこしく感じるか、演出の意図として好もしく感じるかが評価の肝か。

結論としてリンドンという人物、政治家を知るきっかけとしては最適な作品だと思う。
入念に入念な多数派工作と、己の政治的信条と院内情勢との折り合いのつけ方、そしていざという時に見せる熱情は要所要所で見てとれ、彼の魅力が凝縮されているように思う。
史上最も素晴らしい英国紳士とされたウィンストン=チャーチル首相は大変な愛妻家だったようだが、リンドンもなかなかどうして妻の力に拠るところが小さくない。
「私に惚れるのは20分では足りなかったか?」と昔を懐かしみながら妻と戯れるシーンは小気味良い。

いよいよ後半にケネディが暗殺され、自動的に副大統領から大統領へ昇格するリンドン。
ケネディの弟と場所で揉めながらも、最終的に政府専用機の中で宣誓を行うシーンは稀有なシーンとして観客の注目処だが、しっかりと尺を割いて描かれておりまずまず満足。

また最大の見せ場がその後の施政方針演説。前大統領のケネディへの弔辞であり、アメリカの威信の健在を示す宣言であり、施政方針であり、異例の多面的側面を持った演説を議会にて行い、己の敵味方から大きな拍手を受ける。
その直前に己の師である南部政治家とはっきり袂を分かち、堂々とケネディ路線の継承を主張するシーン。彼が単なる日和見穏健派ではなく、やるべき時には究極の取捨選択が出来るリーダーであることの何よりの証左となっている。

ラストにクレジットにて、次期大統領戦に立候補しなかった現状唯一の人物であることが語られる。己の分を過不足無く全うした、ということか。
一見、豪放磊落に見えてその実どこまでも周囲からの評価を気にかけ、幼少期の父親からの愛情不足を引き摺る...そんな屈折が類稀なる才気を生み出したのかもしれない。
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