LBJ ケネディの意志を継いだ男の作品情報・感想・評価・動画配信

「LBJ ケネディの意志を継いだ男」に投稿された感想・評価

nock

nockの感想・評価

3.8
サクセスストーリーというよりも、突然大統領にならざる得なかった男の話だ。
ケネディが暗殺されて、法的に副大統領のリンドンが大統領になる。
暗殺…まさかそんなことが起こるとは思ってもみなかっただろう。

選挙でマニフェストを掲げ当選したならば、そのように行動すればいい。
しかし、いきなりの大統領では、どう行動すればいいのか迷うところ。
リンドンは、ケネディの意志を受け継ぎ、それを成し遂げた。
みんなが味方ではないところが、自由の国アメリカを思わせる。
政界のドロッとした核がリンドンかと思いきや、ケネディの弟などが(若いが)タヌキじじいっぽかったな。

スターリンの映画やヒトラーの映画を観たあとだと、側近の上に対する態度があまりにも違うので可笑しい。
国によって時代によってこんなにも違うのか…と。
GreenT

GreenTの感想・評価

2.5
ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されたとき、急遽大統領にされてしまった、当時の副大統領、リンドン・B・ジョンソンのお話なのですが、現在問題になっている黒人差別の問題が、ここでもあったんだ、と興味深いです。

私の理解では、リンドン・B・ジョンソンは民主党の予備選挙に立候補してケネディに負ける。しかし彼は議会ではそれでも権力を保てる。しかし副大統領になると、「裸の王様」というか、ケネディの下に入って名前だけの存在になってしまう。

なんかリンドンは、バイデン政権におけるバーニー・サンダースみたいな立ち位置だったのかなあと思いました。サンダースは閣僚に入れず、進歩的な政権課題が通るように上院に残したもんね。

でもリンドンは副大統領になっちゃったんですよ~。なんでかって言うと、ケネディ大統領がアメリカ国内において人種差別を禁止する法律を制定しようとしているんだけど、反対して来るのは「南部の人たち」で、リンドンは南部出身だから、そっちの議員たちを説得するのに使いたいと。

で、リチャード・ジェンキンスが演じるラッセル上院議員ってのが「南部の議員」のサンプルとして出てくるんだけど、リンドンと食事をしながら色々ネゴしているシーン、黒人の人が給仕しているんだよね。なのに平気で「黒人と一緒の席でハンバーガーを食べたくないじゃないか」とか言う。でも給仕さんにはすごい丁寧に「ありがとう」とか言っている。

リンドンの家の料理長が黒人の女性で、20年?とか、長い間働いていて、リンドンは、なんか車で自分の農場?まで行って欲しいというお使いをこの人に頼んだら、そんな遠くまで行くと、途中休憩とか取らなくちゃならないけど、黒人だから入れないレストランとかばっかりで、外で用を足したりしなければならないと言う。

で、リンドンは「上院議員の家で20年も料理長をしていても、そんな差別を受ける世の中はおかしい」と言って、ケネディが立ち上げた公民権法を制定するためにがんばったと、そういう話なんですが・・・・

つまりこれは「人種差別を無くそうと頑張っていたのはケネディと思われているけど、実際公民権法を制定するのに尽力したのはリンドンなんだよ」ということが言いたいのかなと思った。

この映画では、ケネディ大統領の弟、ロバート・F・ケネディがすっごい意地悪に描かれている。なんか、この人司法長官なんだけと、ジョンとロバートでつるんで、若い、新鋭的な政府を目指すみたいな感じで、リンドンを「老害」扱いする。リンドンは、南部の人を説得するなら妥協が必要だって言うんだけど、ロバートは「そんなの生ぬるい!」みたいな、若くてバカみたいな描かれ方をしている。

そっち側からの圧力と、南部の友人(議員)たちからの圧力と、両方を受けて苦悩する、って言うのがドラマなんだと思うのですが、ここが意外とありきたりで、あんまり盛り上がらない。

会話の場面がすごい多くて、音楽もないし、眠くなる。ロブ・ライナー監督なので時々笑えるセリフもあるんだけど、「面白い映画だった!」と言えるほどではなかった。

世間ではウディ・ハレルソンのメイクアップがダメ!と評判悪いようなのですが、私はリンドンの奥さんを演じたジェニファー・ジェイソン・リーの「つけ鼻」がもうギャグの領域でした。本人を知らないので、似てるのかも不明なんだけど、無しでやっても全く問題なかったと思うのだが。あのセンスはちょっと理解できない。

(そうそう、この奥さんをリンドンは「レディ・バード」って呼んでるんだよね)

ウィキで色々調べていたら、リンドン・B・ジョンソンの話だったら『オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男』っていうTV映画の方が面白い、って書いてあって、ブライアン・クランストン、アンソニー・マッキー、メリッサ・レオ、そしてあの『ツインピークス』でリーランド・パーマーを演じたレイ・ワイズが出ている!ってことなので、こっちをクリップしました!
とも

ともの感想・評価

3.6

ケネディ暗殺の黒幕っていうイメージしか無かったけど、映画見て勉強になった
狙撃され命を落としたケネディの跡を継いだリンドン・ジョンソン大統領。
ケネディについては多くのエピソードがあるが、このジョンソンに関してはほとんど知らない。

一応ケネディが狙撃されるまでに、副大統領として議員を説得する件があるが、あまり真剣さには映らない。
むしろケネディが暗殺されてからの方が、責任感が否応なしにやってきたような感じ。

正直時系列をなぞっているだけにしか見えないのがきつく、歴史の勉強でもしているかのよう。

ウディ・ハレルソンは悪くないと思うけど、大統領に配慮してお行儀よく作られたようにしか見えなかった。
J・F・ケネディ大統領暗殺された事で大統領となったJ・B・ジョンソンの話!最初は力任せの政治家と思ったのに、徐々にカッコよくみえてきました。全然知らない大統領でしたが知れて良かった映画でした。

怖そうに見えて実はナイーブな面が可愛くみえました♪
ケネディ大統領暗殺事件の直後、副大統領だったリンドン•B•ジョンソンが大統領になった時の実話

色々勉強になった
べらし

べらしの感想・評価

3.6
伝記映画の拾い物
高潔にして下劣でもある「人間」を描けるのはもう、この世代の映画監督が最後かもしれない
ヤコ

ヤコの感想・評価

-
アメリカ映画みてると銃に対する恐怖がどんどん強くなるね
てかホントこの時代の議会白人男性しかいなくて異常
ZAKI

ZAKIの感想・評価

3.8
ケネディ大統領が暗殺された話はテレビでよく放送されるが、その後の大統領が何をしたのか知る機会が無かった為、映画でいろいろ知ることができた。
ケネディ大統領暗殺事件の直後、副大統領の地位からそのまま大統領を引き継いだリンドン・B・ジョンソン。突然の事態で重責を負うことになるも、その後公民権法の制定に尽力する姿を描いた政治ドラマ。

ジョンソン大統領については、あらすじ通りの暗殺事件を受けて、いきなり大統領の立場になった人。ベトナム戦争が泥沼化した事で失脚した事くらいしか知りませんでした。

本作では彼の抱える数多くの悩みや、覚悟を決めて信念を貫く姿にクローズアップされていて、彼のイメージがまた大きく変わる一作になりました。

特に恩師とも言える議員と真っ向から立ち向かい、「あなたは差別主義者だ」と突き付けたシーンは相当な覚悟の表れが見えます。そしてラストの演説ではケネディ大統領の追悼に自身の大統領としての覚悟、公民権法の制定に向けての熱弁で感動的でした。

そんなジョンソン大統領を見事に演じきったのはウディ・ハレルソン。ジョンソン大統領本人の所作や口振りを徹底的に見直して、本人に可能な限り近づけたその姿と演技は必見。

政治が絡んだドラマですが、1時間半ほどの短さで巧くまとまっていますし、見やすい作風に仕上がっています。やはりロブ・ライナー監督の手腕は流石だなと改めて感じました。
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