NIRE

或る終焉のNIREのネタバレレビュー・内容・結末

或る終焉(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「父の秘密」でミシェルフランコの作風がぶっ刺さった。今作も好きすぎる。この淡々とした演出たまらんな〜。
死に直面している末期患者を甲斐甲斐しく世話する看護師の日常ドラマ…かと思いきやラストでぶっ込んできた。死んでしまったのか、はたまた自分も介護が必要な体になってしまったのか。健康な人間がいつまでもそうでいられるわけではないんだな。

あらすじはあまり見ずに見始めて、妻を介護する旦那かな?と思ってたら、あれ???となって止めて、あらすじ読んでもう一回最初から見直した。
それくらい親身に介護してる……という看護師であることは見続ければ分かるんだけど、最初は単に「異性がそこまで介護するんだ…???」という驚き。

デヴィッドの介護は怖いくらい患者に寄り添いまくってる。過去の息子の件があるからなのか…。相手をよく知ろうとするのはいいことだけど、ちょっと恐怖感じるレベル。
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