或る終焉の作品情報・感想・評価・動画配信

『或る終焉』に投稿された感想・評価

見てる者をただの一傍観者である事を強いる。我々の介入を決して許さない。安楽死、末期医療について暗澹たる気持ちになる。彼は死の請負人だったのか。その代償とは。なんの答えも提示されない。映画の後、途方に…

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このレビューはネタバレを含みます

末期患者に寄り添う看護士が主人公。
患者の心に寄り添うのは素晴らしいことですが、結局は他人、家族から疎まれてしまう。
距離感が難しい仕事だと思った。
観る側の視点で、感じ方が違ってきそうだし、鑑賞後…

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kero
-
いやいや、あらすじ!
本編鑑賞後に読みましたが、
最早ネタバレ…。

作品は、静かで単調。
ですが難しい問題提起。
「寄り添う」とは。
人によって感覚が違うのでしょう。

ですが…。

痛ましさから目を背けてはならない。分かっているつもりだが、実際にその痛ましさを目の当たりにすると、逃げたくなることもまた否定はできない。冒頭のシャワーシーンはまさにその真実の具象だ。

他者のためだ…

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柴芋
4.1

わー、、、エンドロールの余韻がすごい。相変わらずミシェルフランコは全く説明なしで登場人物たちの生活が続いていって、彼らの行動の意味が分からないけど、分からないのを懸命に考えて分かろうとするこちら側の…

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kyu
-

主人公は優秀な看護師でありつつ、患者との距離感をとりあぐねているようにも見えるし、息子の死の苦しみに苛まれているようにも見える。ラストは救済にも贖罪にも思えて尾を引く。
Kiki
3.7

タブーぎりぎりの題材(末期患者のケアと死)を淡々と描いてる。在宅看護で人の最期に立ち会う主人公の話。
どこまでが介護士としての仕事で、どこからが越えてはいけないラインなのか問いかけられるよう。

最…

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3.6
このレビューはネタバレを含みます

デヴィッドの献身は患者との共依存を感じさせる。死に取り憑かれているようにも見えるし、亡くした息子への贖罪のようでもある。

いわゆるヒューマンドラマの類ではないので、いま人生に絶望している人に希望を…

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Vivien
5.0
Sometimes silence gives us something important.
Omizu
3.8

【第68回カンヌ映画祭 脚本賞】
『あの歌を憶えている』ミシェル・フランコ監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品され脚本賞を受賞した。

ビックリした。こんな終わり方ってある…?フランコらしい倫理観を揺…

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