<あらすじ>
死期の迫った患者の介護をする看護師のデヴィッド(ティム・ロス)は息子の死をきっかけに妻、娘と疎遠になり、1人で暮らしていた。
様々な患者に寄り添い、親密な関係を築き上げてきたデヴィッドであったが、ある時担当する事になった末期ガンの女性マーサに安楽死を幇助してほしいと頼まれる・・・
<感想>
静かに淡々と進んでいくストーリー💫
それが今作の重たいテーマを物語っているかのようで、少ない台詞ながらも凄くメッセージ性を感じる作品でもありました✨
死期の迫った患者の介護をするってどんな気持ちなんだろう🤔
最後まで真摯に向き合い続けるデヴィッド。
介護士の大変さを感じつつ、デヴィッドのプロとして取り組む姿勢にとても感動しました🥲
介護をするデヴィッドは1人の時間をひたすら走る事に費やす🏃♂️
多く取り入れられているこのシーンも印象的でした。
走りながら彼は一体何を考えているんだろう💨
それとも、何も考えたくないからひたすら走っているのか…
彼自身が抱える息子の『死』について。
この時に下したデヴィッドの決断が家庭を崩壊させてしまった事もあり、それがあってこそ、今の仕事に責任を持って取り組むことが彼自身の贖罪となっているのかも、と感じました😢
終始暗い展開が続く中、最後に訪れたあまりにも衝撃的な終わり方🫢
今作で色々な終焉を観てきた中でのこのラストに持ってくるとは、、、
これには驚きました🫥