あんじょーら

或る終焉のあんじょーらのレビュー・感想・評価

或る終焉(2015年製作の映画)
3.5
前作の父の秘密が凄かったから観に行きましたが、今回はさらに考えさせられる作品。


ディビッド(ティム・ミスターオレンジ・ロス)はターミナルケアを専門とする看護師。ある意味この様々な最期に立ち会うのですが、過去に…というのが冒頭です。


終末医療を扱う作品で好きなのは 終の信託 なのですが、何となくあの先を見せてくれそうで、かなり受け手に判断が任されてます。


とにかく、ある一点で、椅子から落ちるくらいびっくりしました。予想内なのですが、もの凄く驚きました。


とてもドキュメンタリーチックに描かれるのですが、だからこそ、ここまでやるのか、と思わずにはいられない。


ターミナルケアとしては私は特に目新しい事は起こらないけど、衝撃度として凄い。


ティム・ロスのきびきびした動き、そのプロフェッショナルな動きに伴う音が素晴らしく良かった。


私はディビッドに落ち度があったとも思わないし、以下ネタバレに繋がりかねないので、コメントで。