ちまき

シン・エヴァンゲリオン劇場版のちまきのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

私がエヴァを好きになったきっかけは、ヤマアラシのジレンマのような人とのちょっとしたすれ違いやなぜ生きているか等の自問、自分では言葉にならない胸にあるモヤモヤした苦悩をアニメで繊細に描写した事に感動して(素晴らしい音楽との融合も)自分を重ね陶酔していたが、そこからパイロットや周りのキャラクターたちが成長していくことについてはいまいち関心がなく応援できていなかったので、最後はある程度分かってはいたがあまりの全員の成長具合になんだか呆気に取られてしまった。

自分はまだ若者でまだまだ捻くれていて、旧劇に落ち着いてしまうような歳と精神なのであと15年、庵野秀明さんくらいの歳になればスッと受け入れられるのかもしれない。