このレビューはネタバレを含みます
2021 #21
2回目を鑑賞してきたので点数を訂正し、内容も追記します。
この作品はシンジの成長物語でもあると同時に、「いい未来を新しい世代に残す」というコンセプトが強く打ち出されていたように思います。
それは庵野監督が株式会社カラーにおいても大切にしていることだそうで…なんというか、作り手の意識の介入が「序」「破」「Q」とは格段に違ったように思います。
旧劇は違った方向で介入していたように思いますが…笑
2回目を観るにあたり、漫画と「序」「破」「Q」をおさらいして臨んだのですが、理解度が全く変わりますね。
なんていうか、専門用語が分かる…とかではなく「あ!あのシーンの…!」みたいな…台所に立たないと豪語していたトウジが食事を用意したり…そういう細やかな繋がりが個人的にとても良かったです。
ロボットアニメ作品(語弊があるかもしれませんが)として観ると、「序」や「破」には敵わないかもしれないけれど、「如何に人との繋がりが自分を生かしてくれているのか…未来のために今自分が何をできるのか」という観点で観ると物凄くいい作品だったと思いました。
「別れ際にさよならなんて悲しいこと言うなよ」と言っていたシンジに対して、アヤナミが最期に言った言葉も「さよなら(また会うためのおまじない)」だったの…今思い出しても泣いちゃう…。
【以下1回目鑑賞時の感想です】
大したネタバレはないけど、一応…
女性キャラクター陣がみんな100点だった…特にミサトさん…
5.0つけるつもりでいたけど、中盤過ぎくらいから、またいつかの精神世界が始まって狼狽えてしまい…奇しくも「EVANGELION 3.0+1.0」というタイトルと同じ4.0に落ち着きました…
あと…めちゃくちゃカメラアングル良かったです…本当に…