Mocha

シン・エヴァンゲリオン劇場版のMochaのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

本作を一言で表すと「エヴァンゲリオンゼンブ」ですね。まさか本当に終われるとは。
最高でした。

厳選した空いてる上映回だったので、誰の目も気にならず泣きながら見てました。
安野モヨコさんのファンでもあって、監督不行届だとかモヨコさんの展覧会の図録とかで庵野監督との暮らしのことなんか思い出して、その全てがここに繋がってるのだなと。
シン・ゴジラの時にも感じたけど、東日本大震災の記憶も織り込まれている気がしました。

シンジくんの心が過去を乗り越えて、エヴァからみんなを解放していく、そしてゲンドウも。
ちゃんと物語になっている。

終盤はもう同窓会であった幼馴染たちの話を見ているような不思議な感覚でした。

トウジ、ケンスケ、ヒカリが生きててよかった。
黒綾波が破の綾波のようで健気で可愛かった。
旧劇のアスカも救われてよかった。
ゲンドウとシンジくんの電車のシーン、千と千尋みたいだった。

最後に実写が現れて、また昭和みたいなところだなとか思っていたら令和の山口県だとは。
新しい聖地を残しての終劇でしたね。
Mocha

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