このレビューはネタバレを含みます
ありがとうエヴァンゲリオン。ありがとう庵野さん。お疲れ様でした。
昨年からアニメ、漫画、映画と予習してきて本当によかった。
前半はこれまでのシンジくんとアヤナミが対照的に描かれてるように感じつつ、トウジたちが生きてる、成長してる感動を感じました。
庵野さんはシンジくんに自分を投影してるって話を聞いていたので、後半はエヴァというより庵野さんがエヴァと別れるような視点で見てました。
旧劇と同じく虚構と現実が入り交じる中、流れとしては小説やマンガから逆輸入されたマリがいちばん境目に近いキャラとして描かれていると思ったので、最後シンジくんと手を繋いで歩き出すのもすごいよかったです。
壮大な自分語りとも受け取れはしますが、見る人やスタッフ(エンドロールのスタッフ陣俺でもわかるくらい豪華だった)を巻き込み、そして面白い作品を作っているので、もうその範疇にないような気がしますね!そしてその集大成!
「他のエヴァのチルドレンはシンジくんに好意を持つように設計されている」などの設定の部分やエヴァにでてきた舞台が撮影現場のようになる演出、メタフィクションもの好きとしてもものすごくワクワクしました。
色んな意味合いが複雑に絡み合っている様をす、すげぇ....!!と楽しく見るばかりでした。もっと理解したいのでまた見に行きたいですね。
めちゃくちゃ面白かったです。これ考えて作ってるの本当にすごい。庵野さんこれから何するんだろうなぁ〜