にゃんこ先生

シン・エヴァンゲリオン劇場版のにゃんこ先生のネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

評価が難しい作品。
他の映画と比べるのは難しい。

私とエヴァとの関係は。。。
①『TVアニメ』で衝撃を受けて
②『シト新生』で虚しくなり
③『Air/まごころを、君に』で納得
④『序』でワクワクして
⑤『破』で感動して
⑥『Q』で裏切られ
⑦『コミック』で理解が追いつき
そして、『シンエヴァ』を迎えました。

今作品の感想は、良くも悪くもエヴァらしく、丁寧に作られたストーリーで、このまま永遠に見ていたいと思えました。でも、あと味は悪かったかな。終わっちゃったよ、トホホだよって感じ。

◇面白かった点、良かった点
①アスカの眼帯の秘密
②アスカがクローンだった衝撃の事実
③アスカのシンジへの度重なる罵倒と暴力
④綾波がシンジを好きになるのはプログラムされているからという聞きたくない真実
⑤そっくりさんのポカポカ
⑥そっくりさんの悲しい最後

◇不満な点
①どんな世界で生きたいの?と問われたシンジ君。『エヴァのない世界』と答えたら、世界はエヴァのない世界に。そしてマリと手を繋いで『さぁ行こう』のかけ声で、現実世界に2人で走り出してのエンディング。
世界はシンジ君の望む通りに変わっちゃうの?はぁ?今までは何だったの?それに最後にエヴァを否定され、エヴァ好きをバカにされた感じがした。
②破から14年後のQで初号機からサルベージされたシンジ君。なんで14年なの?14年の意味が今作品でも分からなかった。どうせなら破の時に生まれた子供が14才になっててエヴァに乗っていて欲しかった。それが綾波とシンジの子供とかだと胸熱。
③やっぱりエヴァと使徒の戦いが見たかったな〜。暴走したエヴァの戦いっぷりが見たいよ。戦艦とロボットの戦いぢゃ見ていて全く楽しくない。何を見せられているんだろうと思ってしまった。まぁ、Qで世界観を変えすぎたせいだと思うけどね。
④マリが最後まで何者なのか分からなかった。おそらくクローンだと思うんだけど、オリジナルは昭和歌謡好き?それともオリジナルが昭和世代?もしかして碇ユイの母親だったりする?
⑤カオル君も何者か分からなかった。アダムであり司令官でありクローンでありゲンドウの分身?

自分のなかでは破の終わり方が衝撃的で良かった。14年後の世界観はエヴァらしさが失われていて別物って感じてしまう。

さようなら
にゃんこ先生

にゃんこ先生