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シン・エヴァンゲリオン劇場版のなのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

良かった。なんといっても映像美。この見方が正しいのかどうなのか分からないけど、携わった方々のの努力、才能がアニメーション業界のことなにも知らなくても分かるくらい伝わる。

エヴァ映画知識くらいしかないから、基本用語難しくて、分からないところも多かったけど、それでも十分面白かった。

前回都市の下に戦闘基地が隠れてたり、あれだけ近未来な世界だったのに、インパクト(戦争)によってあれだけ文明が衰えるんだってのが衝撃。
戦闘シーンと日常の生活の対比も良い。本当に長い作品で疲れないかなって観る前かなり不安に思ってたけど、本当バランスが良くて飽きずに観ることができた。

なんかそもそもエヴァンゲリオンっていう人造人間が存在すること自体あり得ないというか、アニメの世界のはずなのに、機械の細かい設定とか、それぞれの細やかな人間関係とか悩み葛藤するシンジくんとかのおかげで現実味がすごいから、最後のまた違う世界にいところがイマイチ現実性を持って理解が出来なくて、本当に私の理解力が足りないせいなんだけど、理解したいなと思った。

最後の人が消えてしうまうときのオレンジの液体も気になった。
あーーー。本当にもっとちゃんと理解したい。絶対あれだけ多くの方々が関わってる作品だから、乗り物の相関図とかそれぞれの仕事の役割とかきちんと決まってるだろうし、解説本あったら2万円までなら出しますのでぜひ出版待ってます。

アスカも同じようにエヴァに乗るためだけに作られた子なのね、あの子が幾度となく無茶するのもそういう風に最初からプログラムされてたんだと思うと悲しい。あの子が成長とか人との関わりの中で得てきたこともいっぱいあっただろうにね。

同じ目標に向かってたとしても、その人の動機であったり、目的によって方向性がかなり変わってしまうの怖いなあ。だから裏切る人もいっぱいいるし現実でもそういうこと多々あると思う。

ミサトさんが最後犠牲払うの、梶さんの影響が大きいんだろうと思うけど、これで世界が救われるか分からないのに、指揮を取る隊長を犠牲にするところが納得いかなかったけど、セリフにあった今生きることを考えるってことなのかな。

映画館1番大きいスクリーンで、最近は一個開けた座席に慣れてた身としてはかなり不快なくらい座席いっぱいに人が入ってた状態だけど、エンドロール終わるまで誰も出ていかなかったから、それくらい皆んなも余韻と流れる関係者への感心でいっぱいだったのかなって考えると嬉しい。
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