公開してしばらく見に行けなかったので、観る前からエヴァがとうとう、ちゃんと終わるらしいという空気は察した。
それでも見て感動しちゃった。
感動の半分はエヴァを見てきた年月に付随する思い出。そして今まで振り回されてきた訳わからないシーンが回収されてた事。
正直、総監督が今も感性そのままにエヴァを作ったら未だに凡人視聴者の私には理解など出来ないんだと思う。しかし新劇で少しずつ形を変え、エンタメに寄り添ったエヴァでやっと受け止める事ができた。
新劇だけ観ても、この染み入る鑑賞感は得られなかったと思う。
庵野監督と、世界に誇れるスタッフの皆さんにお疲れ様でしたと心から思えるエヴァでした。
(ゲンドウの独白は覚悟してたけど、薄目で受け流すしかないね!)