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女が眠る時のknzwAynのネタバレレビュー・内容・結末

女が眠る時(2016年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

意味わかんない系の作品にしては嫌悪感はまぁなかったけど。
めったにネタバレレビューしないんだけど、
自分が覚えておくためにも書いておこう。

現実と妄想が入り混じって、どれが真実でどれが妄想でどれが夢でどれが小説なのか。健二はパソコンになにを書いていたの?ぜんぶ小説オチ?
リリーフランキーの店はなんだったの?何屋?(笑)
結局綾と佐原との関係はなんだったの?なんで帽子が部屋に?
ミキはその後失踪したまま?遊園地とか海岸とか廻ったのは何?
ミキと佐原との「約束」とは?

結局なにがなんだか。

1日の区切りと明るさ以外の時間描写がないからどのくらいの速さで時が進んでいるかわからない感覚が気味悪さと混乱に拍車をかけているのかなあ。

はじめは目を惹かれるだけだったのに、のめり込んで、現実と妄想の堺が分からなくなって、ストーカー行為もエスカレートして、警察に諭されたことで「誰かに見られている」っていう幻想の片鱗も描写されてたから、そのまま頭おかしくなっちゃって全部失って堕ちるのかなあって思ったのに全然ふつうに更生しちゃってるし、その後佐原と再会した意図もわからないし。

あと接触はや!って思っちゃって、そこ残念っていうか、
もっとジットリいくのかなあと思ってたから、うん。

とりあえず忽那汐里くっそエロかった。
顔ちっちゃいしスタイル良いし、
まあミキがそういう対象として描かれてるから、
対にされてる綾がかわいそうだったなあなんか。
スタイル悪いわけじゃないんだけど、良くも悪くも普通の感じが。

西島秀俊の変態っぽさ、下品じゃない変態さが良かった。
ビートたけしも闇を抱えた感じというか、奇妙さがよかった。
リリーフランキーの気味悪さは本当に最高だし(こわすぎてみれなかった)、
新井浩文もあの、刑事独特のねちっと感(イメージ)よかった。

キャストが全体的に良いからまだ観れたかも、
これがヘタだったら観る気失せてるかも。
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