女が眠る時の作品情報・感想・評価・動画配信

「女が眠る時」に投稿された感想・評価

ウェイ・ワンが日本を舞台に映画を撮る。「スモーク」は、日本ビクターが出資した映画だった。今回は、電通が製作にかかわっている。そうでもしないと、こんな哲学的な変態映画を撮ることはできなかっただろう。たけし、西島秀俊の「Dills」コンビが谷崎潤一郎みたいな映画に出て感慨深い。配給が東映という???向いてない会社とコラボ。説明過多な映画が多い中であまりに説明がないので観客に想像力がないと成立しない作品だ。個人的には、スランプ作家の妄想じゃないかと・・・そして元になる話はあったし近い物語はあるが作家がその都度都度妄想して作り変えているんじゃないかと。まるで「インセプション」のような多重構造か。たけし演じる佐原は、なんか「ラスト・タンゴ・イン・パリ」のような得体が知らないが何か持っている感じの人物で怖い感じ。リリー・フランキーの怪演が印象的。小山田サユリのプロフィールを観て、結構個人的に出演作観てるんだなと思うが印象が今までなかった。今回かなりの体当たりなんだがセリフの言い回しが他のメンバーと比べると自然に見えなかった。ある意味サスペンスでありながら重層的な映画。体調のいい時に観に行ったほうがいい作品でしょう。
公開当時、忽那汐里目当てで観に行ったけど内容の方は…
つまらなかったなぁ…
nokonoko

nokonokoの感想・評価

1.4
北野武、西島秀俊、リリーフランキーという豪華な顔触れ!演技は素晴らしいです。

なのに…退屈でよくわからない残念な映画でした。
しかもそれを半年程前に観たのも忘れて再び鑑賞するというおバカな私。

勿論途中で以前にも観たのは思い出したが、内容が思い出せずに最後まで観てしまった。

結局、何を思って何をしたかったのか?
監督は何を伝えたかったのか?

やっぱりわからなかった。もう絶対観ない。
監督はこの作品から何を伝えたかったのか私には全く汲み取れず。リリー・フランキーのストッキングとタイツの違いの話のくだりに女子ながら少し共感したのでそこだけ星1つ★

すんません。
粉

粉の感想・評価

2.1
女を傷付けて怒らせて嫌がらせて行為に及ぶ変態性。全て報われた感ある。
Yucky1018

Yucky1018の感想・評価

3.5
現実と妄想が頭の中でグチャグチャになったような感覚は好きだった。
結局は何が本当に起こった事なのかがわからない、こんな映画もいい。
Ayako

Ayakoの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

まるでアートのエキシビションを鑑賞した後のような、気持ちの良い余韻に浸らせてくれる映画でした。ただ、物語に引き込まれるだけでなく、見たものをどう解釈するかに思いを巡らせるのも楽しい作品です。解釈の仕方が人によって当然違うだろうし、見るタイミング(その時の気分や、それまでの人生経験)によっても変わってくると思うので、また日を改めて見返したいです。

また、俳優さんの演技も素晴らしく、セリフだけでなく所作の一つひとつがそれぞれのキャラクターの性格や、人間関係を物語っているのも印象的でした。ビートたけしの哀愁と諦念を感じさせる視線や立ち姿があるからこそ、佐原が単に若い女の子を自分の理想像に育てあげる執着心の強い初老のおじさんではなく、そんな彼女との関係がやがては終わりを迎えることを悟っていて、それに葛藤する心の揺れが感じられました。ケンジやミキ、綾など他の登場人物に関しても、ひとつひとつの所作から醸し出される人物像が他の作品以上に多く印象的でした。ぱっと見、男性陣の方が狂気的な側面を出しているような気がするものの、一番狂気的な恐ろしさを静かに出しているのは、ケンジの妻の綾だったりしてと、後々思ってみたり。

常に見るものに問いかけてくるストーリー展開もさることながら、映像の美しさも際立っていて、全体としてブルーとグレーのコントラストが印象的でした。(最後のレストランのシーンだけ深紅が基調になっているのもコントラストなのかしら?と今になって思ったり。)

倦怠期の夫婦が休暇先で、その場でたまたま居合わせた他のカップルに興味を持ち、どんどん引き込まれていくという構図だからか、不意に『白い帽子の女(By the sea)』を思い出しました。(主人公の夫がどちらも作家・休暇先で執筆するというところは共通点ですね。)

この手の、明確な解釈の仕方がない作品は好き嫌いがはっきり分かれるとは思いますが、私個人としては、好きなタイプの映画です。
とし

としの感想・評価

2.5
2020年7月18日

映画 #女が眠る時 (2016年)鑑賞

主人公の作家が現実と妄想の区別がつかなくなりつつ、名作が生まれたらしい

#リリー・フランキー と #新井浩文 は存在感がある一方で、違和感とか不快感とかそんなのが満載のいい役者さんだよね
U

Uの感想・評価

3.0
この映画は一回観てよく分からなくて、解説を読んで、なるほど〜って感じだった!
西島秀俊と北野武で期待し過ぎた!
でも普通に理解できて観たら、面白いかも!
見終わった瞬間、あ〜〜〜わかんないな〜〜〜
うーーーーっとなってしまった、またとんでもない映画を見てしまったなって思った。
西島秀俊さん目当てに見た作品だったが、ぐんぐん引き込まれていって、ただひたすらたけしが怖った。西島さんも、めちゃくちゃセクシーで目が離せなかった。

この作品も、簡単に感想が書けない類い。
見終わった後で、作品を少しでも理解しようと、色んなレビュー、記者会見や制作発表などの記事や動画を見て、たけしの言葉の、「この映画は、頭のエンターテインメント作品です。知性と感受性と、自身の判断の戦いがあります。日本映画もこういう作品に刺激を受けて、観客に考えさせるような、人と議論を交わせるような作品が作られるべきだなと感じています。」という事を読んで、わからなかったら自分で考えたらいいのか、と思い、納得した。

いくつもの細切れのシーンで構成されており、それをもとに感じたり、想像したりと、人の数だけ無数の組み合わせがあり、何通りもの答えがある。
私の感想は。
途中までミステリーと気がつかなくて、展開がどんどん怖くなっていって冷や冷やしながら見入ってしまった。ケンジの、妄想が始まってから、どんどんエスカレートしていくことに呼応して、引き起こされる感情や思考の混乱。
ケンジは、すっかりミキに魅了されてしまって、ミキに異常な愛を注ぐ佐原を敵対視しながらも、自分にも同じものを感じて戸惑っている。
その混沌が、架空の出来事を想像させ、ミキが佐原に殺されてれてしまい、自分の妻も佐原の生贄にされてしまったとの恐怖に怯える。だが、最後にホテルの部屋で見たことによって(あれは一体何を見たんだろう)自分の妄想に気がつく。
そして本が完成した。
どこまでが事実で、どこからが妄想か。
その混沌としたあたりが面白い。
最後、レストランでの佐原との再会のシーンで見せた佐原の含み笑いの意味。あれは、こうなることは全部見通してたんだぞという現れだと思った。
そしてラストシーン。

「夏の会話、僕らが交わした物語。しかし確かにそこにあったという確信は、どこにもたどり着くことはない。」

佐原とミキが仲良く海岸を歩くシーン。平和で、何事もなかったかのような。最初から物語はなかったようで、それでいて全てが物語だったようで、、、。

見ていた時の人間の醜態や歪んだ愛、狂気や色気、夏特有の生々しさ感。などが肌にへばりつく感じがあって、梅雨の今の季節に見るにはぴったりな映画だったな、と思った。
大人の映画です。
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