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DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のwksgknchのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

感動した!

とにかく楽しそうに、好きなことをやってる、それがカッコ良い、そんな印象を抱く電気グルーヴ、個々に確固たる存在感を業界に知らしめ過ぎるほどだが、そこまでの道が知れると、彼等は彼等なりに泥にまみれながら、物凄いプレッシャーを感じてもいたんだなと。

映画自体は本人達が一言も語らず、関係者、友人達が語るという手法、ドキュメンタリーでは普通なのかわからないけど、彼等の性格を考えるとそれしかないわけで、電気が造られていく過程が坦々とシンプルに語られていく、そこには彼等の思いはなく、周囲の人達が類推して、その時の時代を含んで客観的な目線で、ということが私にはすっと入ってきた、彼等自身にだって冷静に語れない部分は多々あるだろうし、現役で過去を振り返りたくもないだろう。

石野卓球とピエール瀧の思いや気持ちは映画を観ればわかる、はず笑

ということで、私と電気グルーヴについて考えてみる、1997年に発売された『shangli-la』、音楽、PV共に衝撃的で、私はそこではっきりと存在を知った、それが高校生の頃、ケーブルテレビの音楽番組でヘビロテされていたなあと、ただハマったわけではなく、ドロップされる楽曲はなんとなく知っていて(スチャダラパーとの曲は良かった)、卓球のDJはネットで聴いたりして、凄いなと思ったし、ピエール瀧が俳優として認知されていき、ラジオで毎週声を聴くし、折に触れて引っかかる存在、そんな感じだ。

なので、これからアルバムを聴いていこうと心に決めました、影響されやすい人です。
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