最初は前後編あわせて二時間以上ってのはちょっとキッツイなあなんて思っていたんですが、結果超面白かったです。
狂言回しの役割を担う掃除のおばさん（といっても26歳）のキャラと演技、女子生徒との掛け合いが凄く面白くてどんどん観たくなっちゃう。
そのおばさん（といっても26歳）が必ず最後にドラムを叩きながらテーマソング歌うんだけど、それがホントクセになるっちゅーか。とにかく最高なんですよ。
それぞれのエピソードに合わせて歌詞が全部変わっているのも凄いし。
女子生徒もみんな個性的。ルックス的にアイドルっぽい子よりも、ナチュラルな感じの普通っぽい子が多く、それぞれに味がありました。
みんな意外とドライでブラックだったりするのは今も昔も変わらないなあ。
蒼波純ちゃんは別格として、劇中で”美少女”とか”カワイイ”とか言われてる子よりも出番の少ないラッパーの子がいちばん可愛いと思いました。
男子中学生にとって女子トイレってのはまさに秘密の花園。あの密室で一体何が起きていたのかはまったくの謎だったわけで。
その禁断とも言うべき聖域についに踏み込んだ映画として記憶されるべきでしょう？
