Kiki

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中にのKikiのレビュー・感想・評価

3.8
「後悔するのは、やったことじゃない。やり残したこと」今作の名セリフを語るあの人とても素敵キャラです

推薦で強豪大学の野球部に入ることになった主人公ジェイクの大学入学直前の3日間と15時間
個性派揃い野球部員達との新生活が始まる…

80年代を(共に)生きたアラフォー世代以上には
たまらんちん、音楽映画♫
オープニング、ザ・ナック「マイ・シャローナ♪」に鷲づかみされ…コレ絶対ノレるやつだ!と確信。あのアイルランドのあの曲も!
それにファッションが、、、恥ずかしいほど知ってる。今とは明らかに違う着こなしのピチッとTシャツをinしてランニング短パンを普通に履いてる人w

とてもじゃないが、大学生?に見えない先輩達の「クセがすごい!」やっぱりか!と年齢詐称の葉っぱのウィロビーはカート・ラッセルの息子さんだし、主人公が恋する演劇部のビバリーはリー・トンプソンの娘さん(横顔そっくり!)

ディスコでフィーバー♪カントリーバーで踊りまくり!パンクライブでモッシュ!どんだけ馬鹿‼︎酒…女…
もうええわ〜あんたら、いつ野球すんねん!

メイン12人それぞれの個性が、ちゃんと1人づつ描かれている(こんな奴いるよね〜おふざけあるよね〜)誰ひとりとして置いてかれていないのがいい。
このメンツの中から、きっと次世代のマコノヒーが生まれる期待値高めです!

「スクール・オブ・ロック」「6才のボクが大人になるまで」のリチャード・リンクレイター監督の最新作!ということで、自ずと期待値上がりました。私はビフォア〜シリーズが大好きです!

そのビフォア〜のような主人公と彼女の会話、このリンクレイター節の会話劇が繰り広げられ、終始、ニヤニヤ…エンドクレジットまでシュガーヒル・ギャング♫のラップ最後まで愉しませてくれます


何かに情熱を注げるって素敵、人生の中の3日と15時間の中に見える「若者の夢」「実力世界に飛び込む現実」熱量のある馬鹿騒ぎも無駄じゃないんだよ
Kiki

Kiki