うめ

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中にのうめのレビュー・感想・評価

4.1
ベースボールプレーヤーとして、推薦で大学に入ったジェイクは部の寮に入る。
そこで、繰り広げられる入学までの三日間。
待ち受ける先輩達。
酒を飲みまくり、女の子をナンパして、踊りまくって、少しだけ野球して…
ハメを外しまくった、はちゃめちゃさだけど…
80年代のキラッキラなBGMが最高で…
観ているこっちも、笑ってハイタッチしたくなる気分になります。

でも、上級生はわかっている。
大学が始まれば、勉強に野球に全力で取り組まなければいけない事に。
この瞬間を楽しみ謳歌する大事さを。

強豪校で活動するというのは、想像を超える苛酷さとプレッシャーを伴うだろう。
相手と、仲間と、何より自分自身と向き合う毎日。
そのうえに、アメリカの大学ですから学業もそんなにおろそかには出来ないと思う。
だからこそ、ふざけ半分に語る彼等の言葉が持つ説得力が光る。
そこを通って、おっさんになった今だからわかる気持ち。

まだ、不安もあるけど希望に満ち溢れる新入生のジェイク達。
でも、一年経てば先輩になるのだ。
彼等に訪れる未来はどんなものなんだろう?
恋の行方は…
みんなの未来に幸あれ(*^ω^*)

青春、胸キュン、少しの哲学的な部分。
エンドロールまで、しっかり楽しませてくれて…
やっぱりリンクレーターは良いですね。
うめ

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