【未公開映画祭9本目】
渋谷のユーロスペースで開催していた未配給・未公開映画の上映会で観ました。60年代70年代辺りにイングランド北部の貧しい地域の若者たちが牽引した「ノーザン・ソウル」という音楽ムーブメントを描いた青春映画です。
半裸でガチダンスしてる姿に最初は吹きそうになったけど、映画が展開するにつれ入り込めました。
学校を飛び出して、社会に出たあとも友達とフロアで踊り狂い、レコードを集め、DJをしている主人公たち。学生と大人のちょうどぽっかり空いた空白期間というか、中途半端な時間の「青春」。
キラキラしているだけでなくて、社会の厳しさに直面して、でも若さゆえの未熟さでどうにもならないみたいな、そんなほろ苦さもあって良かったです。