タイトー

ククーシュカ ラップランドの妖精のタイトーのレビュー・感想・評価

4.0
『サーミの血』をきっかけにレンタル。
第二次世界大戦の時代、フィンランド軍の兵士と、ラップランドで一人で暮らすサーミ人の女性、そしてソ連軍大尉の男。彼らは縁あって戦地でもあるラップランドで出会う。言葉も通じず、また立場としても最悪な三人だったが、奇妙なことに誤解をし合いながら生活を始め……というコメディ映画。

観てるこっちはアンジャッシュ芸を思い出すようなやりとりに、ついクスクスと笑ってしまう。
サーミ語、ロシア語、ドイツ語があれよそれよと言いたい放題言うし、勘違いもしまくっては妙な展開へと進んでいく。
意外なことに退屈しなかった。
結末までずっと観ていられた作品。

ラップランドがきになるから、と借りたけれど要素は薄めかな。
ただ独自の儀式のようなものを知ることができ、とても満足の一作でした。
タイトー

タイトー