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ぼくの伯父さんのtomoeのレビュー・感想・評価

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)
3.9
いい歳になっても独身で自由気ままに暮らしているユロー伯父さん。少し変わり者の彼は妹夫婦からは少し疎まれながらも彼らの息子にはとても懐かれていた。ユローに結婚や就職をさせようと画策する妹夫婦と、それを飄々とすり抜けるユロー。ジャック・タッチ自らが監督、主演をしたコメディ。
冒頭数分で、好き!って思ったほどオシャレで最高。オープニングだけでなく、妹夫婦のモダンな家もユローの住む下町の雰囲気も素敵でそれだけでも観る価値あり。
言葉数が多いわけではないけど、言葉と動きと間の絶妙なバランスで笑いを誘う。音楽も最高に素敵ですね。かわいくて軽やかで映画の雰囲気にほんとぴったり。
内容はあるようなないような、だからなんだという感じだけど、なんか力を抜きたい時とかに戻ってきたくなるようなクセになりそうな一本。
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