Marie

インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士のMarieのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

好きな子に近付く勇気もないいじめられっ子の少年が、ある日突然透明になる力を手に入れて、町で起きている誘拐事件を解決していく。
背景にはマーヴェル的な壮大なスケールを持たせながら、映画自体は主人公の住む町の中で、ほとんどは子どもたちの間で起きる出来事なので、ヒーローアクションというよりも少年少女の冒険物語として、幼い頃に好きだったような作品、たとえばETなんかを思い出して、純粋に楽しめた。学校生活や恋や親との関係に悩みながら成長していく主人公の内面も、丁寧かつあっさりと描かれているところも良い。
とはいえ作中にはマーヴェルや名作ホラー映画のオマージュが散りばめられていてレスペクトを感じたし、詳しい人ならそういう楽しみ方もできるのではないだろうか?
個人的に、将軍が初めて登場した瞬間、なんとなくXーMENとミスティークを思い出した。悪役として登場するものの、深い事情がありそうで、続編を観る機会を楽しみにしている。
Marie

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