転生Moljiana

無伴奏の転生Moljianaのレビュー・感想・評価

無伴奏(2016年製作の映画)
3.6
作家・小池真理子さんの半自叙伝小説の実写化。1969年の仙台、高校生の響子は友人に「無伴奏」という喫茶店に行こうと誘われる。カノンの音色が響く中、響子は後の彼氏となる青年・渉と出逢う……

前半は雰囲気が良いながらも如何せん退屈な作品。ですが後半、『ピンクとグレー』の如く上映開始から90分後に明かされる衝撃の事実から物語は加速し同時に面白くなる訳ですが、これ本当に半自叙伝なんですか……
まあ何処から何処までが事実かは曖昧なので何とも言えませんが、あんなの絶対嫌だよなぁ……
同じ実話ベースの映画では『ハドソン川の奇跡』が絶賛公開中ですが、何方か体験するとしたら『ハドソン川の奇跡』の方がまだマシです。あんなの後々の人生で絶対支障が出るよ!!

後、なんかあったかな……
あ、今作はR-15とも云うだけあって、主要登場人物4人の濡れ場シーンが多々有るのですが、成海璃子さんだけ"アレ"や"アレ"を頑に隠し続けるのでめっちゃ不自然でした。「池松ガード」はまだ分かるとして「炬燵ガード」はマジで無いって!不自然過ぎ!
まあ本人(若しくは事務所)の意向なら仕方ないかもしれませんが、正直冷めたなぁ……
転生Moljiana

転生Moljiana