無伴奏の作品情報・感想・評価

「無伴奏」に投稿された感想・評価

so2a

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4.8
日常の中に潜む反逆心、性、情緒、煌めき、愚かさ、が全部詰まった作品。観たあと煙草が吸いたくなる。
inuinusagi

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2.4

学生運動が過熱していた時代を背景に芽生える、冷めた若者同士の恋愛ものって結構好きなんですがこの無伴奏て映画は、何かゾってなる場面が多かった。まず成海璃子演じる(役名失念)女子高生の自意識が半端無くうるさいといっても全然いい。
そしてこういう映画の相手役で必ず出てくる俳優の池松壮亮。そうしろとの指示なのかもしれないが全部おんなじ演技じゃんて思う。ちょっとエロい要素のある文芸邦画?みると必ず池松さんと主役の女優の絡みなので正直飽きた。当時の教養あり意識も高い学生たちというとストライキくらいしかやる事なかったのだろうし若さを過剰に持て余してたんだなーとしか思わなかったかも、、そこに殺人とか同性愛とかの要素がちらちら出てくるけど特にときめかせられる訳でなく、で?くらいにしか思えず
結局
性と死を経験しちょっと大人になった成海璃子が初めて男にあったクラシック喫茶で苛烈な青春のひとときの感傷に耽るみたいな感じでただ単にくら〜い映画だった。ヒロインであるはずの成海璃子も煙草ばかり吸っていて浅黒く無骨で、かわいくなかった。ともかく、へーーーーて感想。キャストがどう考えてもおかしいし斉藤巧は何かもうギャグ要素にしか思えない
tuntun

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4.0
とてもお洒落な映画〜
成海さんの声がとても心地よい。
成海さん大好き。スタイルもベスト。
衣装も可愛かった。
学生運動やった人には本当に理解できない。好まない。すごくださいなぁと思う。良く知らんからこんな風に言ったらあかんのかもしれんけど。
高校の倫理の授業でワイルドスピードみせる先生が自慢げに学生運動してた話もよくしてたけどとても冷めた目でみてた。
ワルって全然イケてない。上の者に媚びることがいいんでもなくて。ワルしてる自分かっこいいやろがださい。まさにワイスピみたいな。
渉さんがたまにバカリズムさんに見えたとかゆったら怒られるかな
Rabi

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-
煙草をマッチでつけるところがノスタルジー。成海璃子が終始可哀想だったけど、最後救いがあったからいいか。斎藤工はなるほど、そういう役割か。
リンゴ

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3.3
色々気になって見たし
引き込まれる点はあった。
でも特に良いとはならず
こやち

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3.6
名曲喫茶ってまだあるのかな。ここではさらに絞ってバロック喫茶だけど。昔、歌声喫茶なるほのぼの物件があったが、今ならカラオケスナックかな。先日うちの近所で朗読喫茶なる物を発見。ちょっと気になる。

安保闘争も制服廃止闘争もちょっと及び腰。だってマルクスも高橋和巳も吉本隆明も知らないんだもん。パッヘルベルのカノンも知らないけど、背伸びしてタバコを吸ってみる。ぜんぜん似合わないよ、響子ちゃん。マッチするのぎこちないし。ちなみにポール・レザンのザの書き順間違ってるよ。

にじり口から先は違う世界。祐之介が二人を見つめていた様に響子も二人から目をそらすことができなかった。
私、これからどうしたらいいの?
それは君が決める事だよ。
って、ざけんなよ。ゴラァ!自分で決められないのかい。

結局、祐之介はああする事で渉を手に入れた。最後のあの響子に対する微笑み。

無伴奏って一人で演奏できるから、伴奏要らないから無伴奏なんだね。頑張れ響子ちゃん。

斎藤工は斎藤工だったなぁ。
カノンを聴くたびにあのゲスいシーンを思い出してしまうのか…

1969年の仙台には名曲喫茶「無伴奏」が存在した。流れる音楽はクラシックで格調高いが、集う男女はどことなくゲスい。また、竹藪に囲まれた秘密の茶室も存在した。茶室だけど茶道はしない。妖しいオーラが漂っている。

そんな茶室の秘密を暴き立てるのは成海璃子演じる女子学生、響子だ。開けてはいけないパンドラの箱を開けてしまう。また、池松壮亮の青白い裸体やあえぎ声、斎藤工の嫉妬に狂った目つきはそのケのある人には必見だ。

制服廃止闘争や卒業式粉砕よりも、ホラーな茶室の粉砕が先だっ、バッキャローッ!
おこげ

おこげの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

無伴奏みたいな不思議な喫茶店って本当に存在するのでしょうか。
相棒の右京さんみたいな人しかいなかったらどうしよう。

成海璃子さんの骨格が綺麗。
池松くんの話し方が好き。
斎藤工さんの覗きの真顔さを見て、彼は金田一シリーズの湿ったホラーが似合うと思いました。

サガンの悲しみにこんにちは、と呟いてキスするのお洒落…
あのシーンが一番幸せな時間であり、これから悲しみが押し寄せてくることも感じ取れる瞬間でした。

そして仙台が舞台ということもあるのか、同じ東北の宮沢賢治の銀河鉄道が出てきます。
斎藤工が生まれてくる子の名前はジョバンニがいいと答える傍で、エマは「林檎」を剥いています。
そして逃亡した斎藤工の行き先は岩手(花巻だった気がする)自由な場所だった、と桃源郷と例えるように池松くんに伝えていました。

最後に斎藤工が璃子ちゃんに勝ち誇った目をしていたのがなんとも言えません。
minako

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-
おばあちゃんが若い頃はこんな時代だったのかもと思いながら見てたけど、うちのばあちゃんもうちょい前だな
成海璃子の声が低くてグッドなのと、池松壮亮があざとい
HiRo

HiRoの感想・評価

3.0
パッヘルベルの『カノン』の三つの声部が同じ旋律を追唱するように、登場人物たちも異なるかのようにみえる人生の中で同じ旋律を追唱しているかのようだ。しかし、『カノン』は同時に終わるため最後がカットされる声部があるように、それぞれの人生も不可視にカットされている。
野間響子(成海璃子)は、高校生の制服廃止を訴えている。時代は安保闘争などで高揚していた学生運動の時代である。「ベルトコンベアに流された餌をいつまで食べ続けるのか」、野間響子(成海璃子)の仲間はアジ演説で叫ぶ。しかし、現代とは「流された餌を食べ続ける」ことはできない、むしろ一人一人が資本家なのだ(=人的資本)。
物語終盤、東京への進出を拒んでいた野間響子(成海璃子)は、東京へ進出する。そうだ、彼/彼女たちは安保闘争もベトナム戦争もどうだっていいのだ。高橋和巳も吉本隆明もマルクスの思想や理論も知らない。ただ、嵐の中に飛び込まなければ不安なのである。
堂本渉(池松壮亮)は言う、「人への愛がなくて革命なんて起こせるのかな」。クラシック音楽は、美しい伴奏と共に繊細な旋律を奏でるが、我々の人生とは無数の他者の伴奏もない「無伴奏」のようなものである。
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