HappyMeal

早すぎる、遅すぎる、のHappyMealのレビュー・感想・評価

早すぎる、遅すぎる、(1982年製作の映画)
5.0
早すぎるし遅すぎる、つまりは本来撮るべきものを捉えることは決定的に不可能であることを認識した上でそれでもカメラを向けることを選択する、その決断から生まれた倫理がどこに三脚を据え、どの高さにカメラを構え、どのように動かし、どのカットと並列させるかという全てに反映されている

・ストローブ(1997)「私達の作品のうち、尊敬に値する人物によってその方法が理解され、改変の上で使用されたのは一本しかない。『早すぎる、遅すぎる』からアケルマンの『東から』が誕生した。“新たな方法を提案する人がいるのなら、それを私なりに使って何か個人的なことをしてみましょう”と」

すべての映画がこの二本の映画によって提示された倫理を通過したうえで撮られていて欲しいとさえ思う
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