医者と神父のおじさん二人の友情、というにはさっぱりとしていて重たくない。この関係性を言葉で表すのはナンセンスかもしれません。
自然と心が通じ合う瞬間に空気が柔らかくなる。何だか一緒に居ると心地がいい。何か言葉を当てはめなくても、それだけで十分なんだろうなと思います。
家族のすれ違いや男女の関係、将来について考えなくてはならない岐路がある。
相手をどうにかしようとするんじゃなく、少し自分の考え方をシンプルにするだけで、世界はガラッと変わる。相手への見方も変わる。ただ、この医者パパも悪い人じゃなくて、何だか憎めない頑固っぷりが面白い。
あらゆる場面に笑いどころがあり、その空気や間の取り方が何とも絶妙だったけれど、とくに偽家族の場面は笑いを堪えきれませんでした(その直後の展開も含めて)
