ハンポコナヨツナ

神様の思し召しのハンポコナヨツナのレビュー・感想・評価

神様の思し召し(2015年製作の映画)
4.0
エドアルド・ファルコーネ監督作品。

素晴らしかったです!
オープニングからただならぬセンスを感じさせ、本編も笑いを挟みつつ最後までとにかくテンポよく一気に観せてくれます。
開始5分くらいで神父以外の主な登場人物達のキャラクターを理解させるって相当な脚本センスがないとできないと思いますね。
映画ラストのどちらとも解釈できるエンディングで想像力を膨らませてくれ、それにエンドロールに流れる音楽がバッチリ合っていて、鑑賞後に爽やかで心地よい余韻を残してくれます。

また、キャストの皆さんやロケハンがとても素敵で、全編通して“これぞイタリア”といった感じで洒落ていましたね。
それにしてもイタリアのおっさん達はかっこいいよなぁ…同じおっさんとして見習わなければ(笑)

観終わった後に特典で入っていたキャスト紹介を見たら、なんとこれが初監督作品だそうですね。
次作も楽しみです!