タイトルはどうにかならなかったのか。
原題の絶妙にこけた感じを表すにしても、これはないのでは。
現実の倫理は横に置いて、ハラハラドキドキとコミカルな笑い、ちょっとしたほのぼのを楽しむ映画。
主役3人の演技が良いので、何をしても許されるし名作のように見える。
こんなことは現実では許されないし、こんなことは絶対に成功するはずがないグダグダぶり。なのに、ただこの老紳士3人が、ラストで心安く人生を楽しめていたら勝ちだなという気持ちになった。
女性がとにかくみんな賢くて可愛い。
隣人の俗悪を許すことや、愛嬌として受け入れることが人生を豊かにするって感じの空気が常にゆるーく流れていた。