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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気のmakirakiraのレビュー・感想・評価

3.4
フィルマで観てる人少ない…( ̄▽ ̄;)

まだアメリカニュージャージー州で同性婚が認められていない頃。

警部補になる事を目指してバリバリやってる女性警官が生涯の恋人(女性)を見つけ、マイホームを持ち、犬も飼って、幸せに暮らしていた。
しかしそんな幸せもつかの間、末期の癌に侵され余命わずかとなった時に、パートナーに家を遺したいからローンを払えるように自分の警察年金を彼女が受給出来るようにと郡政委員会とたたかう実話ベースのお話。

本来、家族には受給資格があるけど同性婚が認められていない為、何度も却下されてしまう。

その郡の委員会の連中が石頭ばかりで、イラッとする~( ・᷄ὢ・᷅ )1人は最初から賛成派なんだけど、全員一致の採択の為、長いものに巻かれてしまってる。。まぁしょうがないのか…


ジュリアン・ムーアは色素も肌も薄くて病人役が似合っちゃうからどんどんこけていく姿が見ていて辛い。

つい自分の大切な人がこうなってしまったらと、してはいけない想像をしてしまうのであまり病気に侵される映画は観たくないんですよね…。
観ちゃったけど…


悲しい話だけど、同性婚の合法化を目指す支援団体のおじさん(スティーブ・カレル)が登場したらちょっとコミカルなシーンもあってなんだかホッとした(笑)

エレンペイジはジュノの学生妊婦役のイメージをずっと持っていたので、今回の男らしい役とのギャップを感じました(・▽・)


始めは非協力的だった警官仲間もしまいには団結したりとか、起承転結が簡潔で見易い映画。
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