らんでぃ

フォエバー・フレンズのらんでぃのネタバレレビュー・内容・結末

フォエバー・フレンズ(1988年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

旅先で迷子になってしまった11歳のお嬢様のヒラリーが歌手を目指す同い年のおてんば少女CCに助けられ、それから10年以上文通をしながら友情を育んでいく話。
いい話だなー。女性同士の友情はいいですよ。男同士の友情もいいけど女同士の友情だっていいじゃありませんか。男同士よりも嫉妬とかあるかもしれないけどさ、それでも友情には変わりないんですよ。友達っていいなって改めて思った。正直ストーリー自体はそんなに凝ったものでもないし、ちょっとこの展開はなぁって思うところもあったけど、とにかくCC役のベット・ミドラーが素晴らしい。なんと言っても歌がうまい。当たり前だけど。そんないい声で歌われるのは反則ですよ。決して美人ではないんだけど可愛らしい魅力に溢れ、そのパワフルさにグイグイと引っ張られてしまった。もちろんヒラリー役のバーバラ・ハーシーもそれに負けず劣らずの熱演。見ていると少しハラハラしてしまうような二人の関係だけど、周りなんて関係ないと言わんばかりの二人にしかわからない空気感っていいよね。お互いだけがわかっていればそれでいいんだよみたいな。原題は「beaches」なんだけど、夕陽の沈む浜辺でヒラリーを見つめるCCの表情が…後ろで流れる歌も相まってもうね…。何度も繰り返し見てしまう好きなシーン。世間一般の評価はそんなに高くない映画かもしれないけど俺は凄く好きだなぁこの映画。
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