Tallow

ドント・ブリーズのTallowのレビュー・感想・評価

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)
4.3

恐怖以上戦慄未満の連続で緊張感のある作品だった。
過分に音で脅かすわけでもなく、あくまでも映像で見せる緊張感。
人間の脳が感じる恐怖のツボの種類をよく理解しているなぁと感心しながら見終えるとクレジットにサム・ライミの名前があって、全ての合点がいった。
老人の薄気味悪さ、夜空の禍々しさ、ガラスの鋭利さと脆さなど、全てがサム・ライミワールド全開な自分好みの作品だった。
「20年に一本の恐怖の作品」は伊達じゃなかった。

エンドロール前のクレジットが粋な作りで好みです。
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