かっつん

ドント・ブリーズのかっつんのレビュー・感想・評価

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)
4.2
主人公の女の子ロッキーは、強盗をするチンピラで盲目の老人が大金をもっているという情報をかぎつけ盗みに入る。これだけの情報だったら主人公に感情移入はできず返り討ちにあってもスカッとしてしまうところロッキーは、母親から決別したいそして妹を守りたいという理由があるところがミソでした。序盤でお金が必要な理由がわかっていたので盗みを働くロッキーに感情移入してしまいます。
肝心の老人宅からのストーリー。見事でした。20年に一本というキャッチフレーズは伊達ではないです。みているこちらも息をひそめてしまいます。
老人もすごくキャラがたち被害者であり、強盗を追い出すというまっとうなことをしているのですが怖いです。
丁寧なストーリーであり、それでいて間髪いれずに次々と怖いシーンがやってくる。本当にドキドキハラハラが止まりませんでした。

注意してほしいのは、作品全体が暗いので画面の明度をあげてみることをおすすめします。