かっつん

サイレント・ウォーターのかっつんのレビュー・感想・評価

サイレント・ウォーター(2020年製作の映画)
4.2
ギクシャクしていた姉妹が、休暇でノルウェーの海にダイビングをすることになった。そして妹が落石の事故にあい姉が助けようとするが、不運に不運が重なりなかなか助けられないといったパニック映画です。
まあ姉がもう少し要領がよければこんなことにはならなかったのかもという印象はありますが、プロではない素人ならばこうなるんじゃないかなと思います。
そして事故にあってからの中盤から終盤にかけて60分ぐらい緊迫感はよく出ていると思います。(若干無理やり感はあります。どんだけ運がないんだよとツッコミを入れたいぐらい)
ただパッケージに意味深に2頭のシャチが描かれていますが、実際はただ出てくるだけです。これは本当に残念です。
あと潜水病(減圧症)について事前に知っておくべきと思いました。映画内でも潜水病の危険について話しています。
潜水病とは:潜水中に圧力がかかったタンクの空気を吸い込むと、体内に窒素が溶けこむ。水面に浮上して減圧した際に、その窒素が気泡となることがある。炭酸飲料の容器のふたをあけると、二酸化炭素の泡が吹き出るのと似ている。この泡が血管を塞いで血流を妨げ、様々な症状が起きるのが減圧症だ。重症の場合は命にかかわる。