細かくカットが回されていて、丁寧な進行。
実際の事件を元にされているということで、日本のSTAP騒動をまざまざと想起させられた。
俳優も魅力的で、プロデューサーと新入女子のコンビ、なかなかよかった。
爆発的なインパクトはないものの、じっくりせめてゆく展開は、ドキュメンタリーものらしくて没入感があった。
『国選弁護人ユン・ジンウォン』では可哀想な父親役をした俳優さんが今回は大衆心理をうまく操る悪役で出演。
食えない役者さんというイメージ。さすがです。
この作品のレビューを観て、「実録社会派サスペンス」というジャンル名を知りました。フィルマークスのレビュー、様々です。