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クリーピー 偽りの隣人のkaitomoのネタバレレビュー・内容・結末

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

もはや香川さんの変態演技は見慣れたもので新鮮味はないが、話や態度に一貫性のないサイコパスっぷりは見事。気持ち悪すぎて笑ってしまう。サイコパスである以上動機とかをすっとばしたところはいいが、サイコパスであることと人を操れるということは連動しないのに、そこすらすっとばしちゃうので割と訳がわからない。
その訳のわからなさが怖さに繋がってるのはいいが、危険とわかってるのに、警察を含む登場人物の危機管理レベルが低すぎて、次々と予想通りにあっさりやられちゃうのが残念。
ストーリー的には物足りない点も多いし、130分は長い。が、退屈さを感じなかったのは、手前の人と奥の人がそれぞれ別の事をしていたり、インタビュー中にやたらウロウロしたり、不自然ながらも立体的な画がとにかく面白いからだろう。
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