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クリーピー 偽りの隣人の1000のネタバレレビュー・内容・結末

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

香川照之さんの怪演を観る映画。

途中まではドキドキできたけど途中から展開が読めてくる。

西野、めっちゃやばい人w怖いw何が地雷なのかわからない読めない。

なのに康子、竹内結子はシチュー持っていっちゃう。アホか。好奇心旺盛か。暇だったのかなぁ。西野はなんだかんだいつも家にいるからって友達になろうとしちゃったのかなぁ。なんでかなぁ。

高倉がパトカーに乗せられて連れていかれるシーン。普通あんなハイおまわりさん来たよー!はい連れてくよーにならないでしょ。あの場でどうしましたー?って話聞くでしょ。みおちゃんも保護するためにもしかしたら連れていくでしょ。様子おかしい嫁にも気づくでしょ。しかもそのあとの帰しちゃう馬鹿。ほんと警察馬鹿なの?何あのシーン。しっくりこない。


洗脳、マインドコントロールをどうやったかわからないからこそ、西野(仮)がよくわからない存在だからこそ気味の悪さを助長するのかなぁ、と。だからわざと嫁の洗脳の仕方を描いてないのかなって。(旦那目線見れば、知らなくてわかんなくてあたりまえだもんね)
個人的にはもう少し洗脳の仕方、つけ込み方を小出しにしてくれてもよかった。
西野(仮)のことをもっと知りたくなっちゃうなー。どんな過去を持つ男なのか。どのようにしてあの人格形成に至ったのか。ただあんたにだけは「イカレてるなー」って言われたくないw

竹内結子は本当にいつも何を見てもイライラするなーwけどやると思ったよーww
なんて考えていたら。おやおや。あれ中身入っていたのかしら。頭がおかしくなってマジでやっちゃったのか、旦那助けるための作戦だったのかようわからん。結果オーライだったけど。

あの薬、何を使っているのか気になる。あんな即効性ある薬あるの?なんで持ってるの?警察のおじさんは死んじゃったの?


旦那役の西島さん。MOZUの時は当たり役と思ったけど、今回はもう少し感情的な人の役だったからもうちょっと、ね。こう…ね。ある種トラウマを持つ人物だったからああなのかもしれないけど、もうちょっと明るさがあってもよかったんじゃないかなー。演技がクサいというか。わざとらしい感じがした。ずっと気持ち悪いんだよなぁ。なんなんだろあの感じ。演技が下手というより、わざとなんじゃないかと思ったらより一層不気味。西野(仮)と高倉が掛け合いするあの廊下?のシーン。サイコパスに対して正義感振りかざしすぎてゾッとした。気持ち悪いなと感じた。

竹内結子も竹内結子のままだし、西島さんも西島さんのままw
だからこそ香川さんの演技、役が際立ちまくってもうね。褒め言葉として気持ち悪すぎるwwwとても好きです。よくあんな役を作ったな…

ある意味すっきりしたけど、爪痕なかなか大きくてやばい。竹内結子の最後の絶叫は、いろんなことを含みすぎていて、心に残った。あの後の康子に残るトラウマが心配です。久々に日本の映画で楽しめた。西野が展開の持っていき方うますぎて腹立ったw

とにかくたくましい人たちでよかった。警察の頼りなさ半端ないもんね。唯一あの警察のおじさん(失礼)が味方でよかった。使えなかったけど。信頼してくれる人が1人でも警察にいるだけで高倉の支えになったはず。一般市民と元刑事、よく頑張ったなー。よく耐えた。

ドライブのシーンはもうちょっとどうにならなかったのか。CGすぎてSF映画みたい。完全にワクワクドキドキ☆何が起こるかわからない行き先の無い楽しいドライブ?!☆だった。

***

ウィキで原作の内容をチラッと見たけれど、やはり原作の方がちゃんとしてるなって思いましたわwなんで野上が借金あるのかとか。(映画でそこが気になってた)
映画みたあとに原作読むと、色々繋がって面白い。西野のこともわかるみたいだし。読もう。
原作先だったらここまで映画を楽しめなかったと思うw
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