全く分からなかったがどちらかと言えばかなり否定的な立場。子供を出してりゃ良いってもんでもなかろうし、最後までこの作品の意図がまるで掴めずに終わった。いやまぁ「人生は他者だ」の一言に集約されるのだろうが、にしちゃ物語として異常なまでに浅いと思うし、良い話風にしておきながらまるで良い話じゃないってもの西川美和の作家性なのかもしれないが、にしたって余りの作為性に嘘臭さばかりが積もった。あと山田真歩の吃音はなんの為なのだろう、もし「自分のDNA残したいと思う？」なる台詞を導きたいが為なら最低だなと思うがそうじゃない事を祈る。にしても子育てってそんなに甘くないんじゃないすかね。むしろ震災の映画なのかな？とは思ったが、それはそれで当事者にとっては良い迷惑なんじゃないか。
