人間って簡単じゃない。
後悔とか本心とか虚しさとか、避け続けた相手の存在と現実に向き合わされる。
自分勝手な幸夫と対照的な陽一、そして父とそりが合わない真平の種類の異なる人物達により、悲しいだけじゃない複雑な遺族の心境が描かれていた。
バス事故の遺族という重い話を、優しい気持ちにさせてくれる灯の可愛らしさに凄さを感じ、どんな状況下でも変わらない陽一のストレートな感情や言葉に笑みが溢れる。
リアリティ、自然さを重視した作品のようで、映像も生活感が溢れる是枝臭のする日常風景。団地で子供の世話をする幸夫も素のもっくんパパに見えた。
亡くしたものを補う形で接点を持ち出した彼らにラストはやっぱり泣けた。
て、書くの難しいわあー！この映画！
本当に微妙な感情に触れてくるからめっちゃ考えてしもたわ。まじめにー！
人に良かったよ。とは、言えないけど、見て良かったとは思える。
１つだけ言えるのは、
不倫、ダメ、ゼッタイ。
