シエン

13時間 ベンガジの秘密の兵士のシエンのレビュー・感想・評価

3.4
凄まじい映画でした。しかも実話なとこが、凄すぎ。
数十人もの襲撃に、ほぼたった6人で立ち向かったわけですよね。
他にも戦った人々はいたわけですが、この6人がいなければ、おそらく職員は無事では済まなかったのだと思います。
怒涛の襲撃の連続シーンが続くところは、映画的には圧巻でした。
実話だし、当事者たちにとっては地獄なんだということは忘れないようにしたいです。
周辺にいる地元の人々が敵なのか味方なのか、ほとんど分からないというのは、かなり恐ろしい状況です。
ものすごい銃撃戦が起こってるのに、近所の人が、のんびりTV見てたり、子供がその辺で歩いてたりなどなど、なんとも奇妙な感じがしました。たぶん実際そんな感じだったんだろうなと思います。
この映画の社会情勢を知らないので、ついFPSのゲームみたいとか、銃撃戦にハラハラドキドキしつつ観てしまいます。
でもそれで消化するだけではいけないですよね。
なぜCIAが秘密拠点を設けていたのか、なぜあんな激しい襲撃を受けたのかとか、そのあたりのことも知るといいのだと思います。
シエン

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