近藤健太郎

13時間 ベンガジの秘密の兵士の近藤健太郎のレビュー・感想・評価

3.0
この作品は実話をもとに撮られたという。
実際自分もこれを観て思ったのは、背景を知ってるのと知らないのとでは大違いな映画だな、ということだ。

そもそもの始まりはイスラム教を侮辱した映画をアメリカの牧師が公開したことかららしい。それが原因の一つとなり「事件」が起きた。大使を含め4名が亡くなった。

その時の「事件」を映画にしたのが今作だ。
似たようなヒゲ面の出演者が薄暗い中、テロリスト?たちと戦う。実は最初の10分で後悔した。この先、どんなに頑張っても、俺は登場人物を覚えられない!
と思ったから。

また、実話をもとにした作品によくある、少しのことを大袈裟に広げることも少なからずあった。
緊迫感や騒々しさを出すためかカメラワークが荒れる荒れる。

夜間の戦いもなにをやっているのか全然わからない。暗視スコープはカッコいいけどね。

結局見終わって、wikiを開いて、あーーーなるほどーすごい事件だったんだ〜、あっこいつがあれでそいつがあいつだったのかー。wiki面白かった!

だけど背景を知った上でじゃあもう一回観ましょうか?って気には、、、
なれねーな!
ずーっと戦ってる彼らに同調してなのかめっちゃ疲れる。

別の映画のローンサバイバーとかマイル22も同じで大変疲れる映画だった。
そんな奴が好きならお勧めします。