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クランプス 魔物の儀式のせのネタバレレビュー・内容・結末

クランプス 魔物の儀式(2015年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

はっきり言って、、"ド良作"でした。

サンタを信じるか、否かという風に迷い始める年頃になった男の子をテーマにするのはポーラーエクスプレスと同じテーマかも。

私、クリスマス大好きなんですけど、理由の一つに
可愛らしさと怖さどちらも感じられるから。
てのがあります。

今回のサンタの裏としてのクランプスの存在のように。
なぜこう思うかというとね、やっぱりクリスマス(ハロウィン)映画の代表と言ってもいい、「ナイトメアビフォアクリスマス」のイメージを幼少期に叩き込まれたせいかなと。月も近いし。「クリスマスキャロル」もどこか怖いよね。
あと、キリスト教の背景があるせいか、カルト的ななんかこう、、ちょっと不気味というか未知なところがあると思うんだよね、、、、うまく言えない、、、
そんなイメージを形にしました!ていうのがこの映画!

アリ・アスター監督の 大ヒットホラー映画「ヘレディタリー継承」の主演のトニ・コレットが
ヘレディタリー程ではないが、
いささか不安定なお母さん役ででてきて、こちとら大興奮、大喜びですよ。ニヤケが止まらん。
今回は化粧しっかりしてるから、綺麗だよ。まぁこっちの方が昔の映画だけど。でもでも!絶叫顔は変わらなくて、んんん〜❤️この顔この顔!てなったよ。笑

80年代のホラー(グレムリン、ポルターガイスト)を意識したらしいけど、アニメーションが途中はいって、アッ!ナイトメアみたい!とも感じた。

バイオとか、エイリアンなどなどクリーチャー好きの私としても涎もんですよ。クランプス、エルフの見た目は無茶苦茶カッコいい。痺れるよ。Blu-ray特典としてデザイン詳細が見れるんだけどさ、、、何あれ???やばいよ。映画だけだとクランプスの見た目がじっくり見れないけど、サンタを彷彿とさせる赤を基調とした服装
、おじいさんのような顔、長い爪、、、ジャラジャラと繋げている鎖に可愛らしい音を鳴らす鈴たち。サイコーかよ。エルフは怖さはもちろん、可愛らしさを忘れずにデザインされたそう。コダワリ〜
私としてはジンジャーマン?クッキー?がお気に入り。
キャッキャと甲高い声を上げながら、恐ろしい形相で襲いかかるのが堪らない。一応、食べられるのも愛しい。

ラストシーンの、クランプスからの鈴が箱から出てきたとき、みんなの賑やかで楽しい雰囲気が突然、眉間にシワをよせた「…」という雰囲気に早変わり。あれどういうことなんでしょうね。他の方の意見も見たいな。別バージョンのラストシーンの方は、みんな笑顔のままなんですよね。おばあちゃんを抜いて。

Blu-rayのトップメニュー画面の音楽にまず感動。観ながら飲もうと思っていたココアを作りながら最初ディスクを入れてほっといたんですが、クリスマスの優しい音楽から、、最後のあたり、オォーと恐ろしくなっていくんです。たまらん。

最後の、最後のシーン可愛すぎません?!"バァー!"


みなさん、クリスマスの精神を忘れずにね。
悪い子はいねがぁ〜〜て、来るよ。
せ