おか

ヒトラーの忘れもののおかのネタバレレビュー・内容・結末

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

終始胸が苦しかった。
戦争が終わったら全てが終わりでは無い事がよく分かった。何を持ってして終わりと言うのかももう分からない。
戦争が残すもの。奪うもの。良い事なんて何もない。
未来ある少年たちがあんな風に大人たちの身勝手に巻き込まれて行くのは辛い。
浜辺で少女と遊んだ後、生きる事を諦めた少年のシーン。彼はそうする事でしか自由になれなかったのかと。一番辛かった。
サッカーのシーンだけは少し救われた。
一瞬でも間違えば命を落とすと言う時間が永遠と続くなんて…本当に戦争はしてほしく無いと強く思う。
今までも戦争映画を観てきたけれど、一番観ているのが辛かった。でも観て良かったとも思う。

自分の乏しい語彙力が情けない。

軍曹に人の心が残っていた事が唯一救いだった。
おか

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