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ヒトラーの忘れもののyokoのレビュー・感想・評価

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)
3.1
原題はland of mine/under sandedなのに邦題はヒットラーの忘れ物。なかなか下品だ。邦題に変換するなかで、よりキャッチーになるのはまあ仕方ないか。ヒトラーの名前を使って戦争の爪痕に右往左往する下っ端の人々という題材ならある程度の高評価は硬いかもしれない。mineは地雷と私の土地の意味をかけていると思うがどうだろうか。地雷は兵器として、あと心に残り続けるしこりのようなものの例えだろう。直接的には戦争のトラウマだし、少年や軍曹にとってのスッキリしない感。敵味方で戦場でやり合うのとは別の感情。地雷は踏んだ時ではなく設置した時に完了する。銃やミサイルのような引き金と同タイムで死が発動するわけではない。その敵味方関係ない無差別のタイムラグがテーマ。

個人的にはあまりハマらなかった。
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