俳優バルタサール・コルマウクルの監督デビュー作。
本人もちょい役で出演。

30歳手前のヒーヌールは仕事はせず自宅で母と暮らし、思いを寄せてくれる女の子もいるのに、寝て起きて酒飲んで…みたいなグーダラ息子。母の留守をきっかけに彼の人生がガラッと変わるコメディ。
母の稼ぎはあるかもしれないが、ヒーヌールは働かずにできるだけ怠けていて、社会保障の恩恵をできる限り楽をして受けようという魂胆。

そんなの日常に母親のフラメンコ教師ローラが下宿人？としてやってくる。魅力的なローラにヒーヌールがそわそわしはじめるし、母が留守になると若い男女二人っきりで何かが起こるのはなんとなく予想はつくが。

近年のラブコメではよく見るが2000年の映画ではまだそこまで数はなかったであろうLGBTQ映画。
母、息子、ローラの奇妙な三角関係みたいなことになって、事態はさらに複雑で面倒なことに。
これを機にヒーヌールは成長せざるを得なくなるが、はたして….
状況がかなり複雑で、こんなの成り立つのか？と思うが、知らなければ成り立つ(成り立ってしまう)のかもしれない。

そして、成長したようでしていない？ようなヒーヌールだが、以前よりはマシになったかな。

レイキャビクが舞台の一味違う人間ドラマ、飄々としたラブコメディ・ブラックコメディ。

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• #LGBTQIA+関連映画_みむさん

2001/92分/ 35ミリ/ カラー
監督：バルタサル・コルマークル
フリドリクソン作品などで俳優として活躍しているバルタサル・コルマークルが描くレイキャヴィークのナイトライフと音楽シーンを背景に拡がるブラックコメディーショー。
101レイキャーヴィックの＜自分の場所＞に閉じこもって外へ出ることはないヒルミールの生活が、母親のガールフレンドと一夜をともにしたことから、大きく変わる。
母親のガールフレンドと一夜をともにしたことから、5度見した。おば百合だろうか。とても気になる。見る機会がほしい。

⭐︎ コメディ/ ラブロマンス

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