このレビューはネタバレを含みます
お見事。
文句なしの怪作。
後世に語り継いでいかなければならない映画遺産の一つに入りましたな。
レビューしようにも、、
全部完璧なんだから何を評することがあんの?って感じ。
スピルバーグはハリデーに自身を投影していて、この作品には彼の全身全霊が詰まってるのがわかる。
自分の好きなもの全部ブッ込んでこれだけ一体感のある作品にまとめられるって、、すごいとか通り越してもはや怖い。
人間じゃないよ、スピルバーグって笑
なんか色々と超越してるよ。
楽しいし、感動するし、怖いし、憎いし…
人間の持つ感情のほとんどを刺激される感じ。
個人的に、シャイニングのオマージュなんかは鳥肌もの。怖いシーンのはずなのに何故か笑ってしまった。
そして何よりオアシスの設定が精巧すぎて、でも複雑じゃないから案外難しくなくて、バーチャルなのに人間の温かみみたいのもちゃんとあったね、もうそのバランスの妙ね。
賞賛なんて言葉じゃ讃えきれないですよ。
この映画の世界が、我々の目指すユートピアになるんだろうか。