金ローで放送すると知って録画しておいたのを観た。
放送時にタイムラインがレディプレで染まるのを眺めて、そんなに面白いのか!オタクに刺さるのか!楽しみだなあ!と楽しみにしていた。
結果は、まあ、普通におもしろかったよ!というかんじ。
確かに、オタクに響くところというか、昔の洋画や洋楽だけじゃなく、AKIRAのカネダのバイク、キティにガンダム、かめはめ波(のポーズ)まであらゆるジャパニーズポップカルチャーの小ネタ満載でビジュアルとしてはかなり楽しかった!
ストーリーも、大人たちが四苦八苦して大金を追っかけてる中、子供たちが知恵と勇気で試練をクリアーしていくところは、まさに「ゲーム」といった印象でおもしろかった。
でも、こどもたち(主人公たち)の話ではないように思えた。あれは、かつて叶えられなかったことをこどもたちに託した大人のほうの話なんだと。
だから、主人公たちに感情移入しづらい部分があったように思う。
特に、根っからの引っ込み思案オタクな私からしてみると、憧れのプレイヤーだった女性に結構グイグイアプローチしてくパーシヴァルとか、おまえなんかオタクちゃうわい!と僻んでしまったり笑
そう遠くない未来、有り得る未来、そのVR世界で巻き起こる冒険譚と散りばめられた小ネタ達には、大人に向けても子供に向けても、愛がぎゅっと詰まっていると感じた。