深い闇に、光がさすことはあるのだろうか。
ウィルスミス演じるハワードの慟哭。
深い哀しみの淵にいる彼に、
手をさしのべようとする同僚たちと、
時間、愛、死、を代弁する「役者」たち。
設定がすごいが、
それ以上にキャストが豪華すぎる。
あの手この手やっても、
ハワードの深い闇を思うと…胸が痛むのだ。
自分だったら立ち直れるのだろうか、とか。
豪華キャスト陣の奮闘とか、
印象的なメッセージがポンポン飛び出すんだけど、
ハワードの気持ちになると
なんか、ため息しか出なかったナァ。
つらかった。
象徴的なドミノ。メタファーにしか思えなかった。
うん、結果的に
人生は素晴らしいとは思えなくて、
終始悲哀漂うウィルスミスの泣き顔しか思い出せない。