このレビューはネタバレを含みます
娘の死をきっかけにして鬱状態になってしまったウィルスミスが俳優陣の扮する愛、時間、死に触れ、娘の死を正面から受け入れ(むしろ受け入れられないのが当たり前であることを受け入れる)
新しい自分の道を歩み始める話。ざっくり
素晴らしきかな人生のオマージュもありつつ。
謎ポイントも多いけどこの手のテーマを扱ったコンテンツのひとつとして見てよかったと思う。
設定の面白さが映画という短い時間の中だと活かしきれないのが残念。
登場人物それぞれの苦悩についても、愛、時間、死との接触についても深掘りしきれないもどかしさは残る。。勿体無い。。。
ただ特典映像にあったようにこの映画はクリスマスの寓話のひとつでありたいというねがいがこめられているのかなとも。
タイトル然り、"幸せのおまけ"という訳が少し気になったけど、伝えたいことがシンプルで素直に泣けた。
生まれた瞬間から死をも内包しているという考えなので時間についての考え(流れるってのは人間の作った幻想だよね的な話)はもう少し深ぼって話したい気持ち。
シンプルに苦の根源である煩悩=生きたいという欲求からも脱しようとする仏教的思想が根付いた国に生きている身としてはキリスト教的というか異なる価値観を感じるポイントが多々ある。その違いがむしろ面白い。何言ってるかわかんなくなってきた。