Hiroto

素晴らしきかな、人生のHirotoのレビュー・感想・評価

素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)
3.2
2024年 1作目

娘の死から立ち直れない主人公を立ち直らせるため、仲間たちは売れない3人の役者に"愛"と"死"と"時間"の役割を演じてもらい主人公に近付いてもらうのだった…


こちらの作品、設定としてはなかなか好み
概念の擬人化はうまく特徴をとらえていて
"時間"の憎たらしさとか、"愛"はそりゃ感情的だよなーとか笑
ウイルスミスが不信感を抱きながらも、着実に心を開いていく姿は思わず応援したくなりました

仲間を助けるつもりが、実は自分もたすけれらていた…というのは今ではベタな展開か

ただ個人的には、起承転結でいう転の部分、物語中盤あたりからシーンを見飛ばしたかと思うほどご都合主義的にストーリーが展開してしまったのがやや残念

もう少し登場人物のバックボーンとかを深掘りすると、より心に沁みたかも
ほっこりハートウォーミング系かと思いきや
どことなくモヤっと感も残りつつ
手放しでああ良かったなとは思えない
そんな作品でした



「見逃さないで、幸せのカケラを」/病院の隣人
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